朝日新聞大阪本社が明治、大正、昭和前期（昭和30年頃まで）に収集した国内発行図書約２万１千冊です。平成７年12月、朝日新聞社で社屋内の合理化のため蔵書の一部が処分されることとなり、その一括受入について朝日新聞大阪本社編集委員(当時)の高橋徹氏から、本学の西川幸治人間文化学部長(当時)と菅谷文則教授(当時)に打診がありました。本学は開学当初であり、今後の活用が期待できることから資料の受入を決定し、平成８年８月に同社より寄贈されました。朝日文庫の資料は、出版社や著者から朝日新聞社に寄贈された図書や、記事作成の参考資料として購入された図書が中心で、収集された分野は広範囲にわたり、当時の社会経済情勢を研究するうえで参考となる稀覯本も多く含まれています。
なお、大阪府立中之島図書館にも、同社から寄贈を受けて整理された「朝日新聞文庫」があります。
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